日常生活をおくる生活線上で植物を取り入れ、共存できる場所を示す言葉とはなんだろう。
あえて言うなら、家の外内空間でくつろげる「小さな自然」空間でしょうか。
広さ、大きさにかかわらず、より自由な発想で自然の生き物である植物と人とが共生していけるような場所づくりを考えて形にするのが業務内容です。
こうした考えを軸に、一級建築士のパートナー、施工の各専門家との協力体制にて行っております。
※設計・施工範囲:世田谷区、杉並区、目黒区、大田区、渋谷区を始めとした東京23区。また、横浜などその周辺地域。政府開発援助に係る調査研究機関勤務を経て、
2004年青年海外協力隊に参加。
エルサルバドルに赴任して地元NGOにて地域開発プロジェクトに従事。06年帰国後、
園芸やガーデンデザインの経験を積み、2009年よりボスケガーデンデザインを、
2013年より株式会社ボスケデザインを共同設立。個人邸や店舗植栽を手がける。
数年前までの自分は、ガーデニング(園芸)と自分は無縁なものだと思っていました。
その頃にはガーデニングというものを、「庭を所有する時間も余裕もたっぷりある人たちの趣味」とか、
「定年後に目覚めるもの」など狭い偏見でもって捉えていました。
それが、エルサルバドルで過ごした2年の間、圧倒的な存在感をもつ熱帯植物に魅了され、また同時に、 南米原産でありながら日本の季節感を表わすアサガオやコスモスをみたことから、日本の季節感と草花との 関係に強い関心を抱きました。
そして、その草花を大切に育ては見せてくれた人たちとの出会いから、植物を育てる楽しさ、植物とともに生活を おくることの豊かさ、奥深さ、思慮深さなどを学びました。
そうした過程を経て、現在は植物とともにすごしています。